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アングルの重量表等辺山形鋼(L形鋼)の単位質量と計算方法

アングル(等辺山形鋼・L形鋼)の重さは、JIS G 3192の単位質量(1mあたりの重さ)を使えば、長さを掛けるだけで出せます。この記事では、よく使うアングルのサイズ別の単位質量と定尺1本の重さの早見表、計算式で出す方法と規格表との違い、溝形鋼・H形鋼の例をまとめます。表の値は、JIS G 3192(2024年改正時の日本鉄鋼連盟の審議資料)とJFEスチールのカタログで照合したものです。2024年の改正は角の丸みの寸法の扱いなどの見直しで、単位質量の値は変わっていません。発注や荷重の計算では、メーカーの最新の規格表で確かめてください。

アングルの重量表(等辺山形鋼の単位質量)

サイズ(A×B×t)1mあたり(kg/m)5.5m 1本(kg)断面積(cm²)
L30×30×31.367.51.727
L40×40×31.8310.12.336
L40×40×52.9516.23.755
L50×50×43.0616.83.892
L50×50×64.4324.45.644
L65×65×65.9132.57.527
L75×75×66.8537.78.727
L75×75×99.9654.812.69
L90×90×79.5952.712.22
L100×100×710.758.813.62
L100×100×1014.982.019.00

5.5mの重さは、単位質量に5.5を掛けて小数第1位に丸めた値です。定尺の長さは材料や仕入れ先によって違うので、実際の長さで計算します。

重さの出し方

重さ(kg)= 単位質量(kg/m)× 長さ(m)× 本数 です。L50×50×6を3m、4本なら、4.43 × 3 × 4 = 53.16kg です。

計算式でアングルの重さを出す

断面積 = 厚さ ×(2 × 辺 − 厚さ)

アングルの断面を2枚の板に分けて考えると、断面積は 厚さ ×(2 × 辺の長さ − 厚さ)になります。1mあたりの重さは「断面積(mm²)× 7.85 ÷ 1,000」です。

L65×65×6なら、6 ×(130 − 6)= 744mm²、744 × 7.85 ÷ 1,000 = 約5.84kg/m です。

規格表の値と少し違う理由

上の計算ではL65×65×6が約5.84kg/mですが、JISの値は5.91kg/mです。JISの単位質量は、L形の内側の角の丸み(r1)や、辺の先の丸み(r2)の形まで含めた断面積で計算されているためです。表のサイズでは、計算式との差は0〜1.5%ほどでした。注文や荷重の計算には、規格表の値を使います。

溝形鋼・H形鋼の単位質量の例

サイズ1mあたり(kg/m)断面積(cm²)
溝形鋼 C-100×50×5×7.59.3611.92
H形鋼 H-100×50×5×79.3011.85
H形鋼 H-100×100×6×816.921.59
H形鋼 H-198×99×4.5×717.822.69
H形鋼 H-200×100×5.5×820.926.67

溝形鋼やH形鋼は、フランジの厚さや角の丸みがあるので、計算式ではなく規格表の値を使うのが確実です。

アングルの呼び方と寸法

サイズの書き方

等辺山形鋼は「L50×50×6」のように、辺の長さA×B×厚さtで書きます。等辺なのでAとBは同じ数字です。「L50×6」「アングル50の6」と略して呼ぶこともあります。

等辺と不等辺

2つの辺の長さが同じものを等辺山形鋼、違うものを不等辺山形鋼と呼びます。不等辺山形鋼の単位質量は、等辺とは別の表になります。

ステンレスやアルミのアングル

ステンレスやアルミのアングルは、材料の密度も断面の形も鋼とは違うので、それぞれのメーカーの表を使います。

アングルの重量についてよくある質問

L50×50×6は1mで何kgですか

4.43kgです。5.5mなら約24.4kgです。

アングルの重さは計算式で出してもいいですか

おおよその重さなら計算式で出せますが、角の丸みの分だけ規格表と少し違います。発注や荷重の計算では、規格表の値を使います。

単位質量と断面積の関係は

鋼の密度7.85g/cm³のとき、単位質量(kg/m)= 断面積(cm²)× 0.785 です。L75×75×6なら 8.727 × 0.785 = 約6.85kg/m になります。

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